Office 2016以降であれば共同編集に対応していると思っていたら仕様が変わっていたのでメモ。
共同編集とは
SharePointやOneDrive for Businessにファイルを保存し、ブラウザ版OfficeやPC版Officeでファイルを複数名で同時に開いてリアルタイムに編集ができる機能です。
Excel、Word、PowerPointの3種類を編集できます。
パワポであれば遠隔地の人と同時に複数人で提案書をさくっとつくれちゃったりします。
Excelで日々の数字の報告を入力する為の入力順番待ちなんていうのも同時編集できるのでなくなります。
とても便利な機能です。
Excelの共同編集がうまくできない現象が発生
ある日「うまく共同編集が利用できない」現象が発生。
なんだか極々稀に発生していて原因がよくわからない。
ファイル形式が古いわけでもないし、同時編集の人数の制限でもない、ファイルの容量制限でもない...
四苦八苦しているうちに、VL版やPIPC版のOfficeで発生していることが判明。
あれれー、おっかしなー Office 2016 から共同編集に対応しているはずなのに...(脳内でコナン君発動中)
いつの間にか共同編集の条件が変わっていた
Office 365のサポートに連絡してみてもなかなか解決せず、最終的に分かったのは「Excelの共同編集には最新バージョンの Excel for Office 365が必要です。」とのこと...
「えっ、まじかよ!」(心の声)
抜粋
保存場所がSharePointやOneDrive for Business のクラウドが必須条件なのでOffice 365 持ってるから大丈夫じゃんといいたいところなのですが、VL版のOfficeはあるからクラウドサービスだけ導入したいというお客様はそれなりにあるのでBEとかE1とかだとさ...
WordやPowerPointはそれぞれ対応バージョンが違うので注意
現時点(2019/12/17)ではWord 2016以降で対応。 PowerPointはOffice 2010以降でバージョンによって制限があるみたいです。
(PowerPointは大分古いバージョンでも対応しているのが不思議)
(古いバージョンがいつまでもサポートされるわけじゃないので古いバージョンのOfficeでの共同編集はおすすめしませんよー)
最新版の Office を使おう
最新機能は最新バージョンでしか提供されないのですが、機能更新もその対象なのだなぁと実感しました。
使えなくなってわかったのが「最新機能って仕事が捗る」のに貢献していること。
ほとんど使わないような機能もあったりしますが、地味に普段使っている人には助かる機能が増えてます。
もしこれから、Office 365 を導入しようと思っているのであれば、Office付きのプランがおススメです。
Office 単体で考えると買い切りより割高なイメージを持たれている方も拝見しますが、OneDrive for Business 1TBのクラウドストレージがついてくるので結構お得です。
ただ、仕様変更があるなら「こっそり変更しないでどうどうと変更しなさいよ、MSさん」というところでしょうか。
(今回の変更はいつ変わったのかさっぱりわかりませんでした。)