「おうじゃさんといっしょ」に参加してもくもくやっていた内容のメモです。
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Power Apps の PowerShell には管理者と作成者の2つあるようなのですが、今回は管理者の設定をしてみました。
PowerShell への接続設定の確認
Power Apps への接続に必要な設定はこちらに記載があります。
この内容を設定していきます。
PowerShell の設定
PowerShell を管理者権限で起動する
PowerShell を[管理者として実行]で起動します。
PowerShell のバージョン確認
PowerShell 5.x が必要なので、PowerShellのバージョンを確認します。
$PSVersionTable.PSVersion
モジュールのインストール
コマンド2つコピペで一回で入れてもいいんですが、今回は1つずつ実行してみました。
Install-Module -Name Microsoft.PowerApps.Administration.PowerShell Install-Module -Name Microsoft.PowerApps.PowerShell -AllowClobber
「Y」で同意していきます。
「NuGet」も必要とのことなので「Y」で同意して進めます。
続いてこちらも同様に同意
PowerShell の実行ポリシーの確認
Windows 10 だとDefaultでPowerShellの実行ポリシーが「制限付き ( Restricted ) 」になっています。
このままだとPower Apps へPowerShellで接続ができません。(エラーになります。)
そこで実行ポリシーを変更する必要があります。
現在の実行ポリシーを確認します。
画像はWindows 10 環境での初期値。
Get-ExecutionPolicy
実行ポリシーを「 RemoteSigned 」に変更します。
実行ポリシーの変更
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned
実行ポリシーの変更はレジストリに書き込まれるのでうまく適用されていない場合は、PCを再起動してみて下さい。
また、「Set-ExecutionPolicy RemoteSigned」を設定すると「LocalMachine スコープ」が指定されるので「コンピューターのすべてのユーザーに適用」されます。
もし気になるようであれば「-Scope」でポリシーの適用範囲をDocsを参考に変更してみて下さい。
Power Apps に接続する
Power Apps に接続
コマンド実行後、Power Apps の管理者権限のあるアカウントでログインします。
「Connect」 とかから始まるのかとおもったら「Add」なんですね。
Add-PowerAppsAccount
「Add-PowerAppsAccount」のコマンド詳細についてはこちら。
docs.microsoft.com
Power Apps の環境一覧を取得
接続がちゃんとできているか確認の為に、Power Apps の環境一覧を取得してみます。
Get-AdminPowerAppEnvironment
この他のコマンドについては、Docsに記載があるので必要に応じて構成してください。
Power Apps から切断
作業が終わったらセッションを切ります。
切り忘れても数時間すれば切れると思うのですが、自分が困らないように都度切っておきましょう。
Remove-PowerAppsAccount
「Remove-PowerAppsAccount」のコマンドの詳細についてはこちら。
docs.microsoft.com
最後に
PowerShellの実行ポリシーの変更をすっかり忘れており、Power Apps のDocsだけみてて(Power Apps のDocsには記載がない.... )できなーいできなーいとしばらくハマっておりました....。
Power Apps であまり PowerShell を利用する機会は少ない気がしますが PowerShell じゃないとできない操作もあるので環境構成しておくのもアリかなぁと思います。
※モジュールが更新されたら適宜更新していく必要はあると思われます。