前回、キーワード検索でconnpassのイベントを取得してみました。
ただ、この方法だと取得できないものがあるので、知っているコミュニティのイベントはグループIDで取得し、その結果を統合すれば、100%ではないけれど、理想に近いイベント情報の取得ができるのでやってみようと思います。
connpass API の仕様
connpass API はこちらに記載があります。
connpass.com
知らないイベントの取得(キーワードで取得する)
まずは、興味のあるキーワードでイベントを検索します。
キーワードで検索するフローについては前回のBlogをご確認ください。
ちなみにフローはこんな感じになります。
知っているイベントの取得(グループIDで取得)
グループIDでの取得方法については、こちらのBlogに記載していますので詳細は割愛します。
Microsoft 365 と Power Platform 系のコミュニティ
私が良く参加しているコミュニティのグループID(series_id)を調べてみました。
※間違っていたらごめんなさい。
グループIDで検索するフロー
HTTPアクションを設定します。
方法
GET
文字列
ヘッダー
{ "Content-Type": "application/json" }
クエリ
※ymでは変数を利用して、今月と来月を指定しています。使っている変数のないようは、前回のBlogにてご確認ください。
{ "series_id": "2438,3366,6192,6423,6950,10313,10631,10768,11020,11981,12133,12508,12607,13103,13301,13340,13659", "order": "2", "count": "100", "ym": "@{variables('this month')},@{variables('next month')}" }
2つの取得結果から union する
検索ワードでの取得とグループIDでの取得で同じジャンルを指定しているので、取得結果に重複が発生します。
union 関数を利用することで、重複を排除して一意の値だけ取得することができます。
union を使ったフロー
作成 アクションを追加します。
式を書く際に動的コンテンツから入力すると、本文(body)しか出てこないので、手動で"events" を指定するように入力します。
式
union(body('HTTP')?['events'],body('HTTP_2')?['events'])
さいごに
これで、自分のほしいイベント情報が取得できるようになりました。
あのイベント登録しようと思っていると、終わってから登録してなかったことに気づくんですよねぇ...そのうち、Exchange Onlineのスケジュールに自動登録するようにしようかな。
とりあえず、connpass API のシリーズはこれでおわりかな。