おうじゃさんといっしょのイベント「こいのぼりを作ってみよう!PowerPoint ハンズオン!」で紹介させて頂いた内容をblogにしたものです。
- Power Apps のアイコン
- 画像のサイズの基本
- Pixel (ピクセル) とは
- PowerPoint でのサイズの単位
- 様々なサイズ
- DPI
- PowerPoint の DPI はいくつ?
- 単位を変換する
- 確認、16:9 のスライドを画像にしてみる
- さいごに
Power Apps のアイコン
Power Apps で必ずと言っていいほど利用するアイコン。
よく使いますが、ほしいものがないときってありません?
そういう時は同じ Power の称号を持つ PowerPoint でつくちゃえばいいんです。(同じじゃないですね)
私はPowerPointでよく作成します。
すでに10年くらいこの方法でやってたりします...
自分素材だと、おうじゃさんこと前田 誠さんの blog で紹介されている横スクロールゲームもオリジナリティがましましになるのでオススメです。
ここまでできた
— ふらり (@flali_world) 2021年4月30日
素材は後から直すとして、後はCollection編だな#おうじゃさんといっしょ #JPPGB #PowerApps pic.twitter.com/dD2xG5xXbX
横スクロールゲームをPower Apps で作ってみたい方は是非こちらの記事をご参照ください。
画像のサイズの基本
Webサイトなどでは画像のサイズを Pixel という単位で指定されます。
Twitter のプロフィール画像の推奨は 400 x 400 pixel のような感じですね。
Pixel (ピクセル) とは
パソコンなどのコンピューターで取り扱う画像は、点の集まりでできています。 1つ1つの点を、点灯・消灯させながら画像を表現します。
Pixel は色情報を持つ点の最小単位となります。 1 pixel の大きさは定義されていません。色情報を持った一つの点となります。
PowerPoint でのサイズの単位
PowerPoint で図形のサイズやスライドのサイズは cm (センチメートル)で取り扱います。
でも、実はインチをよく使っています。
図形描画から「正方形/長方形」を選択してスライド上をクリックすると 2.54 cm の正方形になります。
国際インチで 1 inch は 2.54 cm ( 25.4 mm ) と定義されています。
恐らくインチが基本で単位変換しているのかなぁと思っていますが、あってるのかしら?
様々なサイズ
ここまで様々なサイズが出てきましたが、単位を変換しないとそのサイズの図形が作れません。
cm と inch は決まっているので簡単です。大きさが決まっていない Pixel はどうするのか?
DPI
ここで大事なのがDPI、Dots Per Inch です。
DPI では 1 inch に 含まれる Dot (ドット)の数が定義されています。
Dot と Pixel は厳密にいうと違うものにはなると思うのですが、同じものとして取り扱います。
PowerPoint の DPI はいくつ?
PowerPoint の既定値は 96 DPI となっています。
既定では、画像として保存する PowerPoint スライドのエクスポート解像度は、1 インチあたり 96 ドット (dpi) です。 エクスポート解像度を変更するには、次の手順を実行します。
単位を変換する
DPIがわかれば後は算出できます。
これで、PowerPoint 上での図形サイズを決めることができるようになりました。
指定Pixel数 × 0.0264 でおおよその cm でのサイズが算出できます。
確認、16:9 のスライドを画像にしてみる
新しいプレゼンテーションを作成してみるとデフォルトだと 16:9 のスライドになります。
サイズを見てみると 幅 33.867cm 、高さ 19.05cm になっています。
計算してみると、だいたい 1280 × 720 の画像になるはずです。
幅 33.867cm / 2.54cm * 96 dot = 1280.01... pixel
高 19.05cm / 2.54cm * 96 dot = 720 pixel
名前を付けて保存からPNG形式で保存すると、1280 × 720 になってますね。
とりあえず、これで Pixel で指定される画像サイズを PowerPointで設定できるようになりました。
さいごに
いろんなサイズで出力してみると 1pixel くらいの誤差ができる時があります。
この辺り許容できないのであれば、PowerPoint での作図は諦めて illustrator とかの王道アプリケーションの利用をお勧めします。
それでは、次回に続きます。