Power Platform 要求数のレポートが確認しにくかったので、Power BI でレポート作成してみました。
本日2個目の Blog 投稿です。(初かな?)
Microsoft Power BI Advent Calendar 2022 11日目! qiita.com
Power Platform 要求のレポート見るのが大変
CSVでリストが取得できるだけなので、確認がたいへんです。
今回はこれをPower BI でレポートにしようと思います。
【Power Platform】Power Platform 要求使用状況の情報を表示する(プレビュー)の話 - ふらりのメモ書き
データの取得
今回利用するデータはこんな感じで取得します。
Power Platform 要求数のレポートが自動でとれないので、手動で取得します。(ここが自動的に取得できると楽なんだけどなぁ)
SharePoint リストの保存したデータを Power BI の Power Query で取得します。
データの取得方法は、こちらの Blog が参考になります。
Power Platform 要求 レポートの取得
flali.hatenablog.com
Azure AD ユーザー情報の取得
flali.hatenablog.com
スタースキーマ
スタースキーマを意識してリレーションを作成してみます。
今回、フィルターそんなにしないので簡単なものになりました。
DAX で カレンダーテーブルを追加しています。
SharePoint ドキュメントからのデータの取得やカレンダーテーブルの作成方法などは、調べているといっぱいでてくるので自分のやりやすい方法を探してみてください。(説明が面倒だったわけでは...)
レポートできた!
データが確認しやすいかは置いておいて、ドラック&ドロップでレポートが簡単にできました。 運用しながら、手を加えて使いやすい形にしていこうと思います。
レポート作成して思ったのが、Dataverse へのアクセスがあると結構Power Platform要求が発生しているところが気になりました。
この環境はMicrosoft 365 プランで、Dataverse for Teams を利用している環境です。
この日は、確か500レコードくらい削除した記憶があります。
Power Platform 要求数の多い Dataverse
Power Platform の各サービスの利用には、Power Platform 要求というのが発生します。(Power BI は別かな)
Dataverse for Teams の Dataverse の利用でも CRUD (作成、読み取り、更新、削除) などが発生すると Power Platform 要求が発生します。
Power Platform 要求が発生する主なサービス
参考: 要求の制限と割り当て - Power Platform | Microsoft Learn
今回のレポートを作成した環境では、Microsoft 365 ライセンスの制限の6,000要求を超えた日は1日でしたが、他のテナントでも検証したところ、Dataverse for Teams で テーブルを作成したり、アプリやフローから Dataverse へのアクセスが多くなると結構な頻度で Microsoft 365 のライセンスの制限値を超過していました。
現在は、恐らく制限の移行期間なので、顕著に問題となることは少ない可能性がありますが、今後注意が必要そうですね。(レポートにするとよくわかる。)
さいごに
もうちょっと、全自動でレポート更新まで作成しようと思ったのですが、Power Platform 管理センターで四苦八苦してたら時間も足りず、レポート作成したところまでとなってしまいました。
今後、運用しながら良い方法を探したり、レポートの修正していこうと思います。
ローコードはまずは作成してみて、運用しながら修正や機能追加していけるのが良いですね。