ふらりのメモ書き

Microsoft 365 , Power Platform らへん

【Power Automate】デスクトップフローで connpass API をつかってみた


Power Automate のデスクトップフローで conmpass API でイベント情報を取得してみたのでメモ書きです。

connpass API

2024年5月23日をもって connpass API が有料化しました。
コミュニティや個人向けには無償で利用できます。(要固定IP、要申請
固定IP(グローバルIP)を取得し、デスクトップフローから取得してみました。

help.connpass.com

デスクトップフローの全体

グループIDを使って、イベントを取得しています。
日付の生成部分は前回の blog の方法を使っています。
最後の JSON をカスタム オブジェクトに変換 アクションは デスクトップフローの変数で確認しやすいようにいれています。

デスクトップフローの作成

デスクトップフローを作成していきます。

日付の生成

日付の生成部分は前回のBlogを参照ください。

flali.hatenablog.com

変数の設定

グループIDを複数設定できるのですが、Webサービスを呼び出しますアクションにそのまま入れると長いのと、メンテナンスしやすいように変数に格納しておきます。

変数名は series_id としておきました。
グループIDは下記のものを入力しています。

2438,3366,6192,6423,6950,10313,10631,10768,11020,11860,11981,12133,12508,12607,13103,13301,13340,13659,14441,15019

参考まで、グループIDについては、過去のBlogから引用してきました。

flali.hatenablog.com

Webサービスを呼び出します の設定

Webサービスを呼び出します アクションを使って、connpass API を使っていきます。
詳細については、公式のドキュメントをご確認いただくのが良いと思います。
過去にクラウドフローのHTTPアクションを利用して取得していた際のBlog も参考まで。

flali.hatenablog.com

URL

https://connpass.com/api/v1/event/?series_id=%seriesid%&order=2&count=100&ym=%ThisMonth%,%NextMonth%

メソッド

GET

受け入れる

application/json

コンテンツタイプ

application/json

JSON をカスタムオブジェクトに変換

Power Automate for desktop のアプリケーション上だと、JSON形式のデータが確認しずらいので、JSON をカスタム オブジェクトに変換 アクションを利用すると内容が確認しやすいです。

JSONには、Webサービスを呼び出します アクションで生成された 変数 WebServiceResponse を入力します。

実行結果

connpass API を利用するのに申請した固定IP(グローバルIP)の環境からデスクトップフローを実行します。

フロー変数から、JsonAsCustomObject をクリックします。

下方の Events の 詳細表示 をクリックします。

チームIDでイベントが取得できていることが確認できます。

さいごに

固定IPを取得後、うまくできるか不安はありましたが、なんとかうまくいきました。
最近イベントが多いけど、あれいつだったかなと結構探すのでこれで把握しやすくなりました!