前回、自分が参加する予定の connpass の イベントを取得しました。今回は、グループ単位で取得してみた際のメモ書きデス。
- connpass API 有料化(2024/08/15 追記)
- 前回の blog と API の仕様の確認
- 特定のグループで開催しているイベントを取得する
- Power Automate で取得する
- さいごに
connpass API 有料化(2024/08/15 追記)
connpass API が有料化しました。
コミュニティや個人向けには無償で利用でき(要固定IP、要申請)ますが、Power Automate のクラウドフローから直接は接続エンドポイントが複数あるためできません。
固定IP(グローバルIP)を取得し、デスクトップフローから取得するなどを検討ください。
※2024/08/15(木)追記
前回の blog と API の仕様の確認
前回の blog はこちら
flali.hatenablog.com
API の仕様はこちらに記載があります。
よく読んでから利用しましょう。
connpass.com
特定のグループで開催しているイベントを取得する
特定のグループで開催しているイベントを取得
検索クリエの一覧だと、"series_id" が特定のグループを指しているようです。
こんな感じのリクエストになります。
https://connpass.com/api/v1/event/?series_id=<グループID>
グループID がない...
グループのページにアクセスしても、グループID がありません...
URLも グループID とは違います。
グループID の確認
ブラウザの DevTools を使えば見つけられなくもないのですが、イベントを取得すると "series_id" が含まれているので、自分が参加登録したイベントもしくはイベント主催者のニックネームを利用してイベントを取得することでグループIDを探すことにします。
※ ニックネームの確認方法については、前回の Blog をご確認ください。
Power Automate で取得する
自分の参加するイベントで確認してみます。
HTTP コネクタでの取得方法は、前回の Blog をご参照ください。
イベントの管理者で取得したい場合は nickname ではなく、owner_nickname を利用して、イベントの管理者のニックネームを指定します。
自分が参加するイベントを取得
取得できました。
本文に取得したイベント情報が入っています。
本文の中からイベント1個分の内容をVisual Studio Code に張り付けてみました。
"series" の配下にある "id" がグループIDになります。
グループIDでイベントを取得する
方法
情報の取得なので "GET" を選択してください。
https://connpass.com/api/v1/event/
ヘッダー
{ "Content-Type": "application/json" }
クエリ
"series_id" を取得したい グループID で指定してください。今回は気ままに勉強会の グループID を指定しています。
order = 2 は 開催日時順のソート、count = 3 は取得するデータ数を指定します。
検索クエリを追加することで、詳細な条件を設定して検索できるようになります。
{ "series_id": "12133", "order": "2", "count": "3" }
実行
実行してみると、グループID で指定したグループのイベントが取得できています。
本文を Visual Studio Code に張り付けてみました。
取得できていますね。
あとは、後続のアクションに "jsonの解析" を追加してスキーマを定義してあげれば、動的コンテンツとしても利用できます。
さいごに
グループIDってどこにあるんだろう?ってグループのページを探していました。もしかして、イベント情報に含まれてるかもと思ったら、含まれていたので、今回はそれを利用してみました。
Power BI でconnpass API を利用したイベント情報の取得はこちらの記事が参考になります!
qiita.com
次回の記事はこちら!
flali.hatenablog.com
前回の記事はこちら!
flali.hatenablog.com