Windows 365 で利用する Windows 版の Remote Desktop Client のディスプレイの表示設定の変更をしてみました。
既定値
ウィンドウ表示の時は特に問題ないのですが、全画面にするとすべてのディスプレイを占有してしまいます。
マルチモニター便利!なんですが、検証していると複数のモニターのうち1つだけで表示したいことがしばしばあるので設定を変更してみたいと思います。
ウィンドウ表示
全画面表示
既定値での全画面表示中に Win キー + R で画面表示を切り替えようとすると、切り替えられない。
設定変更
ディスプレイ表示の設定変更
スタートメニューから Remote Desktop Client を起動します。
Cloud PC を「右クリック」し「設定」を選択します。
「既定の設定を使用」をオフにします。
「ディスプレイの設定」から「画面の構成」を選択して変更できます。
左から「すべての画面」「1つの画面」「画面を選択」。
お好みの設定に変更して下さい。
ちなみに右上のメニューは?
設定はMicrosoft 社への利用状況データの送信のオン/オフとアプリモードの設定。
「…」は、ワークスペースの追加やバージョン情報などですね。
バージョン情報
一応、検証時のバージョンです。
Docs
Windows 365 で利用するのは、新しいリモート デスクトップ (MSRDC) クライアントなんですね。
この記事の内容も詳しく書いてありました。
docs.microsoft.com
クライアントの比較。
昔に比べて増えてますね、Remote Desktop Client 。機能がそれぞれ違うようなので注意が必要です。
docs.microsoft.com
最後に
「設定、きっとあるだろー?」と思ってたんですが、「どこ?」ってしばらく探してました。
「不便だなぁ」「こうしたほうがいいなぁ」と思ったら、フィードバックを送ってみてください。 ユーザーの要望が開発者へ届き、機能改善につながることがあります。
今回のRemote Desktop Client は日本語で送ることが可能でした。
フィードバックについて書かれているDocsです。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/remote/remote-desktop-services/clients/windowsdesktop#give-us-feedback