最近ちょいちょい聞かれるのと自分でもやっているので 新しいTeams のキャッシュをクリアしてみた際のメモ書きです。
新しいTeamsの動きがチョット変
新しいTeams クライアントで Teams 会議に参加したら、みんなチャットが打てているのに自分だけ「チャットのメンバーではないために、メッセージを送信できません。」と表示されチャットができない...
なぜか、個人間のチャットも同様に...困る...
キャッシュっぽいなぁと思ってキャッシュを削除してみることにしました。
新しいTeams とは?
ゼロから設計しなおされたTeamsクライアントのことです。
パフォーマンスも上がっている(?)上に、従来のTeamsよりキャッシュクリアが簡単になっています。
新しい Teams とは
新しい Teams デスクトップ クライアントは、パフォーマンスを念頭に置いてゼロから再考され、より高速でシンプルで柔軟なエクスペリエンスを提供します。 新しい Teams クライアントのインストールと読み込みが速くなり、アプリを起動して会議にすばやく参加できるため、ビジネス タスクに集中する時間が長くなります。新しい Teams では、デバイス リソースをより効率的に使用できます。
デバイス用に最適化された Teams アプリを使用すると、メモリとディスクの使用量を削減できます。 複数のアカウントまたはテナントにユーザーがいるかどうかにかかわらず、新しい Teams はサイロを排除し、それらを 1 か所にまとめ、拡張性と拡張性を高めることができます。
新しいTeams の可用性
「エドゥ」に対応しているそうです...
「エドゥってなに?」ってしばらく考えてしまいました...
「Education の Edu」ですね...
「消費 者」もなんで半角スペース空いてるんだろ?「コンシューマー」のことですね。
おもしろい。
新しいTeamsと従来のTeamsクライアントの名称変更
従来のTeams が Microsoft Teams classic (青枠)に、新しいTeamsが Microsoft Teams (work or school) (赤枠)に変わっていました。(確認日 2024/04/28)
新しいTeamsクライアントのキャッシュ削除手順
キャッシュをクリアすると、アプリからログアウトし、設定値が初期化されたり、追加していた背景画像などもリセットされますのでご注意ください。
なお、Windows 11での作業手順です。
Microsoft Learn に書いてある
新旧クライアント(Windows)のキャッシュ手順は最近Microsoft Learnにしっかり記載されるようになりましたね。(良いことだ)
キャッシュのクリア前、クリア後
キャッシュクリア前は 4.66GB ありました。
キャッシュクリア後は 8.00KB でスッキリ...ってか減りすぎじゃない?
キャッシュクリア後にログインすると、816MBに。
この辺りは、複数アカウントログインしているとか、いろんなテナントから招待されているで変わりそうです。
新しい Teams のキャッシュクリア手順
スタートメニューを右クリックし、インストールされているアプリ をクリックします。
インストールされているアプリの検索バーから Microsoft Teams と検索します。
Microsoft Teams (work or school) の …をクリックし、詳細オプションを選択します。
※お使いの環境によっては表記が異なる可能性があります。新しいTeamsを選択してください。
下方にある リセット から リセット をクリックします。
「このデバイス上のアプリのデータが、基本設定とサインインの詳細を含めて完全に削除されます。」に同意の上、「リセット」をクリックします。
以上で作業完了です。
キャッシュクリア後のサインイン
後は新しいTeamsで、通常通りログインしてください。
さいごに
以前より、Teamsのキャッシュクリアが簡単になったのはうれしいですね!
初期化されてしまうので、設定値が飛んでしまいますが、調子がおかしくなったらリセットしてみると直るかもしれません。
ちなみに、「チャットのメンバーではないために、メッセージを送信できません。」はキャッシュクリアで直りました。
Microsoft Teams classic のキャッシュクリア
こちらはだいぶ前に書いた blog をご覧ください。