テナントにTeams移行のご案内メールが来ておりました。
Skype for Business の利用延長（Teams移行延期）方法のメモ書きです。
先日、Skype for Business Onlineの提供が2021年7月31日で終了することも発表されました。
blogs.windows.com
あと２年未満となりましたので 「延長するのではなく移行を計画してください」 なのですが、「取引先のポリシーが」とか「寝耳に水で突然使えなくなっちゃうと困っちゃうよ」とかあると思いますので、参考程度に。
Skype for Business からの Microsoft Teams 移行とはなんぞや？
こちらに記載があります。
docs.microsoft.com
Skype for Business Online を Microsoft Teams に置き換えるのはなぜですか?
Microsoft Teams では、統合アプリにファイル、チャット、アプリをまとめることにより、Skype for Business Online の持つ機能を拡張しています。その機能により、組織はより迅速に活動したり、より効率的に共同作業を行ったりできるようになります。 Teams で提供されるエクスペリエンスのセットはずっと豊富なので、Office 365 の中核的な通信クライアントを Skype for Business から Teams に置き換えます。
すでに昨年からSkype for Business Online 終息に伴い、500名未満のユーザー向けに先行して自動Teams移行が行われております。
前述のとおり提供終了のアナウンスが出ておりますので、500名以上のテナントでも今後でてくると思われます。通知がきて慌てるよりもお早目のTeams移行をご計画下さい。
実際のメール本文
こちらが実際のメール本文です。
長い...。
テナント名がどこにも書いてないので複数テナントを管理していると「どのテナントの？」とわかりにくいのですが、一番下の「テナントID」がAzureAD上のテナントIDと一致するかで確認できます。
延期申請手順
Teams自動移行ですが強制というわけではなく猶予期間があります。
移行期限（今回のメールに記載された期日）以内に延期申請をすれば、1カ月Skype for Businessの利用延長が可能です。（いつまで延長できるかはわかりません。）
継続して延長したい場合は、1カ月ごとにユーザー自身で申請ボタンを押す必要があります。
これを忘れると強制的にTeamsへ移行します。
もし、強制的にTeamsへ移行してしまった場合でもMicrosoft Onlineサポートへ延長依頼のサービスリクエストを出すことでSkypeをロールバックすることも可能なようですが、必ずしもロールバックできるわけではという点に注意が必要です。
Teams管理センターから延長申請
管理者権限を持つユーザーでMicrosoft 365 管理センターの左メニュー 管理センター＞Teams をクリックして移動します。
Microsoft Teams 管理センターのダッシュボードに「MICROSOFT TEAMS の アップグレード」のタイルが表示されています。
[ アップグレードを延期 ] をクリックします。
「延期理由」を記入し、[ 延期する ] ボタンをクリックします。
ダッシュボードに「Teamsのアップグレードが延期されました！」と表示されましたら、作業完了です。
さいごに
延期申請は簡単ですが、忘れるとロールバックの申請が通って適用されるまでに数日かかります。
使おうと思ったら使えないパターンで業務に影響が出る場合も考えられます。
Skype for Busines Onlineのサービス提供も発表されていますのでお早目のTeams移行をお勧めいたします。
便利なツールですよ、Teamsオススメです！
